人って知らない内に挫折する事があるのです。
私の友達もまさかそのような間違いをするなんて考えても見なかったのでしょう。
その日私はいつもように友達宅でぐだっとしていました。
慣れ親しんだ仲間の個室なので、リラックスしていました。
また寝転がった様子から彼女のほうを見たケースにふと気づいたのです。
彼女の必要ない毛に。
下から見ていたらいつもと違う角度から人が見えます。
そのせいで気づいたと思うのですけど、仲間の下あごあたりに必要ない毛が数本生えていたのです。
私は下あごに必要ない毛が生えている女子って実際まで見た事がないのですでした。
あまりにびっくりで思わず言い回しが出なかったです。
そのような私に気付かずに友人は常に彼氏のノロケ話をしていました。
口が動くたびにその下あごの必要ない毛が気になって仕方なかったです。
「あのさぁ、顎に必要ない毛生えてない?」とおそるおそる友人に言ったら少々びっくりな顔をして、個室にあった全身鏡をのぞき込みました。
「うそー」と言いながら、洗面所に駆け込んでいった友人は印象深いです。
現実に本人は気づいていなかったみたいでショックな顔をしていました。
何となく気づいてしまっただけなのに申し訳ない心の内になってしまいました。
案外必要ない毛って数々のところに生えるものなのですね。
友人が変わっているのかもしれないけど、現実にびっくりした出来事でした。
彼氏にはバレないといいなと考えます。